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コンベヤ・昇降機・AGV等の搬送レールの長尺加工ならお任せ!

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コンベヤ・昇降機・AGV等の搬送レールについて

当社が得意とする長尺加工品の主な用途として、コンベヤ・昇降機・AGV等の長尺の搬送レールが挙げられます。こういった『搬送工程』で使用される搬送機の搬送レールは、搬送装置の重要な役割を担っており、高度な平行度・平面度が求められます。

長尺加工品の主な用途をご紹介!>>

 

当社が搬送レール等の長尺加工が得意である理由

長尺部品は、長くなればなるほど平面度・平行度などの精度を出すのが困難になります。短い物に比べて、材質、形状によっては大きく歪み、ソリ、ねじれが発生し、少しの反りが長尺になると大きな誤差になる為です。

この問題を解決するために当社では、独自のノウハウ・技術を用いて、荒加工時に歪を極限まで抑え加工を行っております。さらに、必要に応じて各工程で歪み取り工程をいれ、最終仕上げを行います。これにより、搬送レールのような長尺部品でも、歪を小さく加工し、平行度、平面度の精度保証に取り組んでいます。また機械加工時、検査工程での温度管理も行い、長さや穴ピッチ間精度保証にも取り組んでおります。

 

長尺レール部品の加工事例をご紹介!

加工事例①:SUS304 長尺レール

SUS304 長尺高精度研磨加工部品

材質SUS304の厚み20ミリ、幅60ミリ、長さ800ミリの長尺加工部品です。両側を厚み5ミリと8ミリに加工し、それぞれ幅3ミリ、深さ0.5ミリの逃げ溝加工を行いました。底面と厚さ8ミリ部、5ミリ部は研磨にて仕上げ加工を行いました。また、厚み8ミリ側にφ12のざぐり加工とM6のタップ加工、厚み5ミリ側には幅6ミリ深さ2ミリ、幅5ミリの長穴加工をしています。荒加工を行い歪の状態を確認し、最終マシニングセンターにて研磨代を0.05ミリ~0.1ミリまで加工しました。その後、研削盤にて研磨加工を行い、底面に対して平行度20ミクロンに仕上げることが出来ました。

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加工事例②:NAK55 長尺レール

長尺レール NAK55 プリハードン鋼 HRC37~43
厚み50ミリ、長さ1000ミリのNAK55長尺レール部品です。幅40ミリ、深さ5ミリの段落ち加工をしています。また、段落ち部にφ10、深さ5ミリのざぐり加工があります。加工時に歪が発生しますが、加工途中での歪取り工程などを行う事により底面の平面度を20ミクロン以内に仕上げることができました。NAK55は時効硬化処理によりHRC37~43と硬さが高く、熱処理の必要がありません。平行度などの精度も向上しリードタイムの短縮、コストダウンにもつながります。

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加工事例③:SUS304 長尺レール

SUS303 長尺部品 歪取り
SUS303より加工しました。削り出しにてH型形状に仕上げました。歪を取りながら中仕上げ、仕上げ加工を行い幅方向の平行度を50ミクロンに抑えました。

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最後に

長尺部品加工センターを運営する城陽富士工業では、
ミクロン単位の超高精度加工や横型加工など、お客様のあらゆるニーズにお応えする加工技術を保有しております。
長尺加工に関するお悩みは、是非、当社までご相談ください。

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