加工事例

S50C プレート加工品

S50C プレート加工品
寸法 16×160×2800
材質 S50C
精度 平面度・平行度0.05ミリ 穴ピッチ精度0.05
特徴 側面にテーパー加工。<br /> 材質変更で要求精度達成。
参考価格 ¥238,000(材料費別)

事例の特徴

材質がS50C、厚み16ミリ幅160ミリ全長2800ミリのプレート部品です。

側面にテーパー加工をしており先端部は0.5ミリのストレートがあります。

平面上に穴加工がありピッチ間に0.05ミリの精度があります。

お客様よりSS400ミガキ材使用でのご要望がございました。

ミガキ材をで加工した場合、厚みを削る必要がなくなり面削り費用が抑えられます。

しかしテーパー加工を行った際に幅方向に約5ミリの歪が発生し、

全長が2800ミリと長く、形状的にも歪取が困難となります。

お客様のご要望の形状・精度で仕上げる事が重要と考え、

今回弊社ではS50Cへの材質変更をご提案させて頂きました。

S50Cの材料を選択をすることにより、材料費・面削り費などコストはアップします。

しかし、弊社のこれまで蓄積された経験を基に、このような長尺部品でも

歪を抑えた加工を行うことが可能となります。

幅方向の歪は0.3ミリで仕上げました。

歪の状態を確認しながら面削り加工を行うことにより平面度・平行度を0.05ミリ、

穴ピッチ間精度を0.05ミリで仕上げました。

材料選定の際は弊社までご相談ください。

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