純チタン2種、TP340の長尺プレート部品の加工事例です。

ワークサイズは板厚18ミリx幅120ミリx全長1000ミリです。

純チタンは1種から4種まで種類があります。

純チタン2種は強度と加工性のバランスが優れており、

純チタンでは国内で最も一般的な材種となります。

純チタン2種、TP340の硬度はHV100～HV160程度です。

TP340の切削加工のポイントは熱と振動に対する対策が重要となります。

熱伝導率が非常に低く、切削加工時に発生した熱が工具の刃先に集中します。

結果、工具の摩耗やワークの熱変形による精度不良を引き起こします。

またTP340はたわみやすいため、ワークの取り付けや高い剛性を持つ加工機の選択なども重要となります。

当社は各種難削素材の加工実績を取り揃えており、高硬度用工具も充実しています。

また加工実績は社内資料として加工のポイントなどが記載されており加工担当者で共有しております。

これらを踏まえて加工を行うことで高精度な加工が安定して行うことが可能となります。

今回の事例は研削レスで平面度・平行度0.05ミリ、ポケット加工の深さを±0.05ミリ、長穴の幅精度を±0.02ミリで仕上げています。

機械加工はもちろん、材料調達から一貫して対応いたします。

純チタンの長尺プレート部品でお困りの際は城陽富士工業にお任せください。

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