長尺プレートの反り防止のポイント
BEFORE
コールド材料の精度を出すことを目的として片面だけを加工すると、SUS304のコールド材やSS400のミガキ材の場合、1000mmで3mm以上の反りが発生してしまいます。
AFTER
片面だけを削り、面精度を出そうとすると、反りが発生するため、両面を切削することで反りの発生を戻すことができ、歪み取り作業も容易になります。
POINT
2000mmや3000mm以上の長尺のあるワークの面精度を片面だけの加工では、大きな反りが発生してしまいます。それを防止するために、片面ではなく両面を加工することで加工工数は増えますが、反りの発生を防止してワークの精度を向上することができます。