削り残し対策によるミガキ時間短縮のポイント
BEFORE
図のように、エンドミル加工で困難な斜面部の隅では、従来の工具パスでは工具が届かず、三角形状の削り残しが発生していました。この削り残しは機械加工で取り切れないため、ヤスリによる手仕上げで対応していましたが、作業に 6 時間を要しており、ミガキ工程の大幅な工数が課題となっていました。
AFTER
ミガキ作業を削減するため、3 次元 CAD で形状データを見直し、加工方法そのものを改善しました。具体的には、マシニングセンタでボールエンドミルを使用し、削り残しを機械加工で処理できるよう「隅残り加工」のパスを追加しました。この改善により、従来 6 時間かかっていたミガキ作業を 1 時間まで短縮し、工数を 1/6 に削減することができました。
POINT
エンドミル加工で困難な隅に発生する「削り残し」の除去に、6時間もの手仕上げ(ミガキ)工数が発生していました。この非効率な作業をなくすため、3次元CADで加工方法を見直し、ボールエンドミルによる「隅残り加工」のパスを追加しました。この改善により、手作業のミガキ工数を1/6(1時間)に削減できました。