チタンのプレート加工におけるポイント

チタンのプレート加工におけるポイント

チタンのプレート加工におけるポイント

チタンは熱伝導率が小さいため、加工時に発生する熱が工具とチタンに溜まります。
その結果、工具への負担が高くなり工具寿命が低下しやすくなるため、早めの工具交換が必要です。
また、加工熱による歪みも発生しやすくなります。
その為出来るだけ工具摩耗を抑えて加工するには
切粉の排出、切削条件、工具の材質、工具のコーティングなどの選定も重要となります。

 

チタンのプレート加工事例①:純チタンプレート

こちらは、厚み10ミリ200角のチタンプレート部品です。
平面上に5ミリの段加工や30ミリのH7穴加工(2ヶ所)穴ピッチ公差10ミクロンなど施しています。
段加工による加工歪が発生するため、
歪を取り厚み仕上げ後に段加工部を仕上げ、Φ30H7に仕上げています。

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チタンのプレート加工事例②:チタンプレート

こちらは、厚み15ミリ、長さ300ミリの64チタンプレート部品です。
中央部にΦ80のH7の穴加工、両サイドなどにはピッチ精度5ミクロンのΦ6H7加工などを行っています。
これらの精度を確保するにはもちろんプレートの歪み等が発生する事は許されませんが
加工経験値により最適な加工を行い精度の高い部品を製作しました。

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チタンのプレート加工事例③:純チタンベースプレート

こちらは、厚み20ミリの純チタンプレート部品です。
深さ10ミリの段加工、角溝掘り込み箇所、長孔加工などを施しています。。
平面上にこれだけの削り加工があると、工具選択や加工歪などの問題がありますが、
社内加工データによる最適な加工を行い精度の高い部品を製作しました。

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今回は、チタンのプレート加工におけるポイントについてご紹介しました。

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