アルミプレートの研磨加工におけるポイント
アルミプレートの研磨加工におけるポイント
機械部品における研磨加工の必要性としては、寸法精度の向上による製品の高品質化や高精密化、耐摩耗性の向上による製品の長寿命化などが挙げられます。しかしながら、アルミは材質の特性上、研磨加工が難しい材料とされています。研磨加工により削られた素材が砥石に付着することにより目詰まりを起こしたり、スラッジが切削油に流入し研磨加工時に素材表面を傷つけたりします。
長尺部品加工センター.comを運営する当社では、これまであらゆるアルミの研磨加工に取り組んできた実績がございます。その長年培ってきた実績・ノウハウを活かし、アルミプレートの研磨加工であっても、上述の不具合を最小限に抑え、高精度に仕上げることが可能です。
加工事例①:アルミプレート 研削加工(平面度・平行度:±20μm)
こちらは、材質A5052の厚み30ミリ、幅600ミリ、全長1000ミリのアルミプレート部品になります。両端の長手方向に深さ10ミリの段加工をしており段加工部にタップ加工が15か所あり、平面には抜き穴が3カ所とΦ30の穴加工があり、全面研削加工(段落ち部含)により平面度、平行度、直角度20ミクロンに仕上げました。アルミの研削加工は面粗度を出すことや非磁性な為精度を出すことが困難ですが、アルミの研削加工のノウハウがある為精度保証が可能です。
加工事例②:アルミプレート 研削加工(平面度・平行度:±10μm)
材質A5052の厚み20ミリ、幅600ミリ、全長600ミリのアルミプレートになります。平面に抜き穴があり、ざぐり穴が16カ所と抜き溝を4カ所加工しています。最終研削加工を行い平面度、平行度10ミクロンに仕上げました。抜き穴がある為、加工をすると歪が発生してしまいます。弊社では研削前に平面度、平行度の精度を出すノウハウがある為、研削加工の大幅な時間短縮、コストダウンが可能になります。
最後に
長尺部品加工センターを運営する城陽富士工業では、
ミクロン単位の超高精度加工や横型加工など、お客様のあらゆるニーズにお応えする加工技術を保有しております。
長尺加工に関するお悩みは、是非、当社までご相談ください。
また、城陽富士工業では、
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