加工事例

長尺厚物部品加工 長尺ステンレス部品

長尺厚物部品加工 長尺ステンレス部品
寸法 厚み52ミリ、幅80ミリ、長さ1300ミリ
材質 ステンレスSUS304
精度 平面度30ミクロン
特徴 平面上に深さ40ミリ、幅40ミリ、長さ1200ミリの掘り込み加工<br /> 材料の選定によるコストダウン実現
参考価格 ¥183,000(材料費別)

事例の特徴

厚み52ミリ、幅80ミリ、長さ1300ミリのステンレスSUS304の長尺加工部品です。

平面上に深さ40ミリ、幅40ミリ、長さ1200ミリの深い掘り込み加工と、製品の中央掘り込み部の両横にφ12深さ15ミリのざぐり、φ8の貫通穴加工を2か所しています。

また、掘り込み加工の両端は幅60ミリ、長さ50ミリとなっています。

4コーナーに深さ15ミリ、幅、長さ20ミリの切り欠け加工、切り欠け部にφ12のざぐり及びφ8の貫通穴加工をしています。

側面にも深さ2ミリ、幅25ミリ、長さ300ミリの切り欠け加工をしています。

ステンレスは熱伝導率が低く、加工で生じた熱はチップの先端にたまり工具摩擦による切削抵抗が大きくなり

ますます加工熱が発生するという悪循環を招きます。

その結果工具の破損や加工部品の歪も大きくなります。

通常、歪が発生することを考慮して削り代に余裕をもった材料を選定されがちですが、

弊社では歪取の加工技術により削り代を最小限にし、加工を行うことが可能です。

本部品のような厚物長尺部品は中間検査を行いながら歪の状態を確認し歪取を行います。

最終、機械加工による仕上げ加工で平面度は30ミクロンに仕上げています。

結果、厚み60ミリの材料を使用せず厚み55ミリの材料を選定することができ、

材料費も40,000円から36,000円になり、4,000円のコストダウンに繋がります(材料費は2022年1月現在)。

こういった長尺厚物部品でお困りの際は城陽富士工業にお任せください。

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