ステンレスプレートの加工が難しい理由とは?

ステンレスプレートの加工が難しい理由とは?

ステンレスプレートの加工が難しい理由とは?

ステンレスは、英語で「Stain=錆」「less=少ない」と表記されている通り、錆が発生しにくい材料です。防錆性に加え、軽くて耐久性がある素材の為、幅広い用途で使用されています。その一方で、ステンレスは加工硬化を起こしやすい、熱伝導率が悪いなど加工が難しい材料といえます。

特にプレート形状の場合、面加工を行うと加工時間が長くなるため、より加工硬化が発生しやすく、工具の摩耗による精度不良に陥る恐れがあります。ただし、ステンレスプレートは装置の基礎となる部品であるため、高度な平面度や穴ピッチ精度が求められます。

当社では、こういったステンレスプレートの要求精度を満たすため、自社にて 6面加工を行っています。さらに、これまで培ってきた経験を活かし、材料・工具の選定、加工条件を最適化することで、より高精度なステンレスプレートの加工を実現しています。

 

ステンレスプレートの加工事例①:SUS430 プレート

複雑形状 10

SUS430の厚み8ミリ、幅270ミリ、全長580ミリのステンレスプレートになります。当社がこれまで培ってきたノウハウを用いて、加工条件を最適化することで、薄板のステンレスプレートでありながら、平行度・平面度20μを実現しています。

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ステンレスプレートの加工事例②: SUS304 プレート

プレート形状 26

SUS304の厚み14ミリ、幅520ミリ、全長1260ミリのステンレスプレートになります。両サイドの切り欠け箇所の平面加工が困難ですが、平面度60ミクロン以内で加工できました。当社では、独自のノウハウにより、研削加工レスで高度な平面度を実現することが可能です。

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最後に

長尺部品加工センターを運営する城陽富士工業では、
ミクロン単位の超高精度加工や横型加工など、お客様のあらゆるニーズにお応えする加工技術を保有しております。
長尺加工に関するお悩みは、是非、当社までご相談ください。

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